セミナー講師の集客をするための事前準備と4つの集客方法。士業・コンサルタント・カウンセラー必見

人に何か教えることができるコーチング、カウンセラー、コンサルタント、士業などのような講師ができる方は、セミナー講師業を収益の柱の1つにしておくのはオススメです。

このページでは、「セミナー講師としての集客方法を知りたい」「セミナー講師で生計を立てたい」「セミナー講師としての収益を高めるために集客の精度を高めたい」という方向けにまとめています。

興味のある方は読み進めてみてください。

セミナー集客は「企画」で決まる

まず、大前提として、セミナーをする上では、「どんな人を集めたいか?」をしっかりと定めてください

何故なら、その「対象者」によって、刺さる企画が違うからです。

例えば、よくあるパターンとして、社会保険労務士さんなら「助成金」を。

行政書士さんなら「補助金」をテーマにされる方がいらっしゃいます。

このテーマにすることで、「経営者」を対象にしていることが分かりますよね。

また、上記の分野を選ぶことで、自分たちの領域のお仕事に繋がるようなネタに決めていらっしゃいます。

このように「対象者が知りたい情報」×「自分の商品やサービスに繋がりやすい企画」で打ち出すことが、非常に大切です。

セミナーを行った結果、どのサービスを販売したいのか?を明確に

コーチングやコンサルタント、士業のような人たちがセミナーの行う場合、集客目的のために行うセミナー(これをフロントエンドと言います)は、無料~5,000円前後の価格帯で行うことが多いです。

しかしながら、その金額でセミナーをしたとしても、売上はそこまで大きくなりません。

そこでセミナー講師の売上を最大化するには「バックエンド(本命商品)」を用意しておく必要があります

バックエンドの事例をお伝えすると

コンサルタントの場合:経営や財務コンサルティング・養成講座
社会保険労務士の場合:顧問契約・経営コンサルティング・養成講座(人材関連)
税理士の場合:税務の顧問契約、経営コンサルティング
コーチの場合:○○コーチング、養成講座

など、30~300万前後の金額のサービスを用意しておくと、セミナー単体では収益にならなくても、参加者のうちのたった1人でも「バックエンド(本命商品)」に契約をしてくだされば、結果、かなり大きい金額を得ることができます

「高額商品の作り方が良く分からないという方」や「フロントエンド&バックエンドの概念が良く分からない方」はこちらの記事も参考にしてください。

短期集中型のミドルエンドもオススメ

他にもバックエンドのみではなく、ミドルエンドという概念も知っておくといいかもしれません。

例えば、コーチングの方であれば「2日間で習得できるコミュニケーション講座」や「3日間でYouTube集客を完全マスターできるYouTube集客完全マスター講座」など、

いわゆる「3か月や6カ月」のようなサービスではなく、「2~3日間」で完結させるモデルをここでは指します。(合宿もモデルも良いです)

その分、金額も98,000円や198,000円のように、安くもないけど、物凄い高いわけではない、お値打ちな価格で提供できるようしておきましょう。

そうすれば、30~300万という金額を支払うのに抵抗がある方も、98,000円~198,000円なら、「一回参加してみようかなぁ」という方も出てくるはずです。(内容はちゃんとしておかなければいけないのは前提です)

講師側としても、たった2~3日間働くだけで、それなりに収益を得られるため、このようなミドルエンドのサービスを持っておくのは

それこそ、198,000円の講座に10人でも来てくだされば、198万円のため、非常に大きい収益ですよね。

準備期間を含む実働時間を計算しても

・フロントエンドの企画ページを作成する時間:1日。
・メルマガやLINEで告知:3日間(1日の労働時間30分)
・集客セミナー:1日だけ開催(2時間話す)
・個別相談会:30分×人数分
・勉強会とバックエンド資料作り:1~3日
・ミドルエンドの講座:3日間だけ

ざっと計算しても、月に「8日間ぐらい」の稼働で約200万も得られるなら十分ではないでしょうか?。

それを1年間継続できれば、なんと年商2,376万ですので、相当大きい収入の柱となります。

仮に話半分だとししても、年間約1,150万ですから、収入と時間のバランスはかなり良いのではないでしょうか。

セミナー講師業にオススメする4つの集客方法

セミナー講師業として活動するためには、受けてくれる人を増やす必要があります(集客)

「具体的にどんな方法があるのか?」「どんな方法がオススメなのか?」を4つご紹介していきます。

1.ネット集客

集客媒体

やはり今の時代、インターネットを活用した集客法は必須です。

弊社もインターネット集客に力を入れていますが、毎年数千万円以上の売上をネットで生み出すことができていることもあるため、インターネットを活用していない人を見ると「非常に勿体ないな」と感じてしまいます。

「ネット集客」と一言で言っても、ブログやSNSのような無料集客の方法もあれば、Google広告やYahoo!広告、Facebook広告などのWEB広告(有料集客)があります。

それぞれ、集客方法にはメリット・デメリットがありますが、1つ言えることは、どの方法も「集客目的」で使うならば、「しっかりと時間と労力をかけなければ集客はできない」ということです。

稀に「ネットを使えば、ラクに集客できる」という謎の思考転換がなされてしまっている方がいらっしゃいますので、その点は誤解のないようにしてください。

下記の記事は「ネット集客」に関することを記載しました。ぜひ、ご覧ください。

2.YouTube集客

YouTube

講師をしている方にオススメなネット集客を1つ挙げるなら「YouTube集客」です。

一般的なYouTuberの収入源である「広告収入」を目的でYouTubeに取り組むのではなく、自身のコンテンツやサービスにつなげるためのYouTube集客の使い方がオススメです。

ただし、1~10個程度の動画の数では、中々、問い合わせが来るようになりません。

YouTube集客で成功している人を見ていると、最低でも週4~5回投稿を1年以上継続している感じがあります

やってみるとわかりますが、動画のクオリティを維持した状態で行うのは、非常にハードルが高く大変ですので、ガッツリと行うならしっかりと体制を整えてからやることをオススメします。

また、そうではないにしても、継続できる環境下を作ってスタートすることをオススメします。

ただ、僕も毎日投稿はできていませんが、一時期頑張って配信していた時に、ポツポツと問い合わせや契約はありましたし、今でも「動画を見て問い合わせしました」というお声はいただきます

確かに動画があった方が「その先生の人柄」「考え方」「話し方(雰囲気)」が分かるため、検討しやすいですよね。※僕もYouTubeを見て、サービスに申しこもうと思ったことは何回もあります。

そのため、一時的にでも頑張ってみる価値はある媒体です。

YouTube集客に関する記事もありますので、宜しければこちらの記事をご覧ください。

3.ジョイントベンチャー(JV)・コラボ集客

コンサルタントや士業の方の集客方法として、一番鉄板とも言える方法がこの「JV」になります。

効率よく広めていくならば、「あなたのサービスに合致しそうな名簿や顧客を持っている人は誰なのか?」を考える必要があります。

例えば、「ドクターの市場を開拓したい」「ドクターの市場に参入したい」と考える方はコンサルタントや士業のような方は多いはず。

その時の考え方としては、ドクターに直接アプローチをする方法ではなく、「ドクターの名簿や顧客を持っている人は誰なのか?」を考えることです。

小田じゅん

ドクターと繋がっていそうな人はどんな方でしょうか?

例えば、

・社労士
・税理士
・ホームページ業者
・リスティング会社
・パーソナルトレーナー
・医療機器メーカー
・ゴルフ場のオーナー(ゴルフクラブの販売店)
・テニスクラブのオーナー(テニスラケットやボールの販売店)
・飲食店の店長やオーナー(会社の送別会、忘年会で利用)
・医学部出身の友達(もしくは友人の医学部出身の友達)
・車のディーラー など

様々な方がいらっしゃるはずです。

直接、ドクターの知り合いがいるのであれば、直接聴くのが一番ですが、最初からそういった人脈があるとは限りませんので、可能性のあるところから1つずつアプローチしていく必要があります

そして、一人のドクターと繋がったら、そのドクターと密になれる関係性を作れたら、一定確率で紹介をしていただけたり、なんだったら、「一緒にこんなビジネスやろう」という話に発展するかもしれません

僕も地道に活動していたことで、地元のテレビ番組を活用して、クライアント先の歯医者様に出ていただき、自社のPRをすることができました。

リアルで繋がって、ネットで情報発信する」というのも良い方法ですので、ぜひ、試してみてください。

4.紹介(マッチング・リファーラル)

マッチングやリファーラルというカタカナ言葉が流行ってきていますが、かんたんに言えば、「紹介」です。

弊社もクライアント様や知人の方から一定の確率でご紹介いただくことがあります

紹介は人によって、してくれる人とそうではない人に分かれますが、やはり集客方法としては「効果は絶大」です。

新規顧客を獲得するのは、どのビジネスも非常に大変です。広告で獲得するにしても、かなりお金はかかります。

しかし、「紹介」であれば、新規獲得コストはゼロです。

また、集客に限らず、求人に関しても、様々な求人サイト(ポータルサイト)が存在しますが、一番良いのは、あなたのこと(会社のこと)を知っている人からの「紹介」です。

業種にもよりますが、1人採用するのに、60~150万はかかるのが一般的です。

MAMI

か、かなり高いんですね。知らなかった。。

小田じゅん

しかも、採用してもその人がちゃんと想定した通りの働きをしてくれるかどうかわからないですからね(笑)

現場では、このように採用はできたとしても、いざ一緒に働いてみたら「実際にマッチングしているかかどうか」は運みたいなところがあります。

しかし、紹介であれば、変な人も来づらいですし、会社側にとって条件が合えば、すぐ採用かつコストゼロで採用できます。(しかもちゃんと働いてくれる)

そういった意味で、紹介というのは、昔からある最強の集客法であり採用法だと考えています。

紹介は最強!でも、紹介だけに頼らないことが大切

但し、紹介だけに頼ったビジネスは、紹介が途切れた時に一気に精神的かつ経済的にダメージが来ます。

弊社にも「今までは紹介でどうにか なっていたけど、昔ほどは紹介が出なくなったんだよね」というご相談をいただきます。

確かに理想論を言えば、「SNSやブログ等、そういった手間なことをやらなくても、お客さんが来る状態」が理想です。

でも、今の時代は、昔よりも情報が色んなところで手に入りますし、すぐ競合も増えている時代です。

だからこそ、紹介だけに頼ったビジネスをすると、結果、紹介が起きなくたった時に「どうしよう。。」となり、次なる打ち手が無くなってしまいます。

そのため、良い時にこそ、ネット集客やコミュニティ作りに力を入れておくことを強くオススメします。

最初は3~5人程度でコツコツ開催すればOK

集客というのは、人を沢山集められている人とJVすることができれば、20~100人の前で話すことができます。

ただ、自分で主催するとなると、最初は「3~5人」を集めるのに手一杯になるはずです

覚えておいて欲しいのは、実際に3人でも5人でも集まってくださるなら、十分ビジネスとして成り立ちます。

極論、売上のことを考えるなら

・セミナー参加者20人、個別相談2人(50万の商品×0人契約)バックエンドの売上0円
・セミナー参加者3人、個別相談2人、(50万の商品×2人契約)バックエンドの売上100万

後者の方がビジネス的には良いはずです。

ビジネスを行う以上、何人集客できたか?も大事ですが、「どのぐらい売上に繋がって、その人たちにどのぐらい満足してもらったのか?」が大切です。

形式としては、勉強会やセミナーでも良いですし、フランクな場になりやすい「ランチ会」や「カフェ会」でも良いです。

ただ、勉強会やセミナー形式の方が「先生と生徒の関係性」は作りやすいため、効率を考えるなら、少人数制の勉強会やセミナーの開催をオススメします。

まとめ

本記事では「セミナー講師の集客をするための事前準備と4つの集客方法」についてご紹介しました。

今後の活動の参考にしてください^^

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