X(旧Twitter)の収益化に興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
SNSが普及した現代では、自分の情報発信からお金を稼ぐ方法が注目されています。
特にX(旧Twitter)は手軽に始められるプラットフォームであり、うまく活用すれば副収入や本業にもなり得ます。

本記事では、初心者の方でも理解できるようにX(旧Twitter)での収益化の仕組みや実際に稼いでいる事例、収益化機能の申請方法などについて詳しく解説します。
X(旧Twitter)での収益化方法とは
X(旧Twitter)は単なる情報発信ツールから、クリエイターが収益を得られるプラットフォームへと進化しています。
ここでは、Xで実際に稼ぐことができる主な収益化の方法について紹介します。
収益化方法1:Xの収益化プログラム(クリエイター収益配分プログラム)
Xでは公式の収益配分プログラムが用意されており、一定の条件を満たすことで広告収入の一部を受け取ることができます。
このプログラムはX Premium(旧Twitter Blue)の加入者が利用できるもので、投稿の閲覧数に応じて報酬が発生します。
クリエイター報酬の仕組みについて詳しく説明すると、Xのプラットフォーム上で表示される広告からの収入の一部がクリエイターに還元されるシステムとなっています。
特に重要なのは、あなたの投稿に対する返信に表示された広告が収益の源泉となることです。
つまり、多くの人があなたの投稿に対して返信すればするほど、広告が表示される機会が増え、結果として収益増加につながります。
収益計算の基準となるのは主に2つの要素です。
1つ目は「投稿の閲覧数」で、より多くの人にあなたの投稿が見られるほど収益のポテンシャルが高まります。
2つ目は「エンゲージメント率」です。これはいいね、リポスト、返信などのユーザーアクションの割合を指し、単に見られるだけでなく、アクションを起こしてもらえる投稿が高く評価されます。
支払いに関しては、米ドル建てで行われ、最低支払い額は50ドルからとなっています。
つまり、50ドル未満の収益は次月以降に繰り越しとなります。
報酬は通常、月末に締め切られ、翌月中旬から下旬にかけて支払われる仕組みとなっており、安定した収入を期待できるシステムです。



2ch創設者のひろゆきさんのXアカウント収益が2023年8月時点にX上で公開されていましたが、なんと約36万円のようでした。



ただ投稿しているだけで約36万はすごいわね。。


ただ、投稿しているだけでそれだけ入ってくるのは凄く夢はあれど、有名でもない一般の人が安定的に10万円を収益化するのは、大分難しいですよね。
収益化方法2:サブスクリプション(有料会員制)
2023年から導入された機能で、フォロワーから月額制で支援を受けることができます。
サブスクリプションを設定すると、支援者に対して特別なコンテンツや機能を提供できます。
サブスクリプション機能は、あなたの提供する価値に対してファンが定期的に支援してくれる仕組みです。
月額料金は3ドル、5ドル、10ドルの3段階から選択することができ、提供するコンテンツの価値や量に応じて設定することが可能です。
例えば、基本的な情報提供であれば3ドル、より詳細な解説やパーソナライズされたコンテンツなら5ドル以上というように差別化することができます。
サブスクリプションを設定すると、支援してくれたフォロワーのアイコンには特別なバッジが表示されます。
これにより支援者は他のフォロワーとは違う特別感を得ることができ、コミュニティ内での存在感が高まります。
さらに、サブスクライバー限定の投稿や返信機能を活用することで、一般公開されないプレミアムコンテンツを提供できます。
例えば、詳細な分析情報や裏話、先行情報など、一般公開する情報よりも価値の高いコンテンツを提供することで、サブスクリプションの魅力を高めることができます。
収益面では、サブスクリプション料金からプラットフォーム手数料(通常10〜30%程度)を差し引いた金額があなたの報酬となります。
これは広告収入と異なり、フォロワー数の多寡に関わらず、熱心なファンを持つクリエイターであれば安定した収入源となる可能性があります。
サブスクリプションに関しては詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
収益化方法3:Xやブログ(note)や動画の組み合わせ
X内だけでビジネスを考えるのでなく、Xを集客のツールとして使って、自社サービスの販売、店舗への集客、アフィリエイトで収益を得ることを意識していくのも1つです。
例えば、専門知識を活かした電子書籍、オンラインコース、コンサルティングサービスなどを提供し、Xでの情報発信から興味を持った人を自社のセールスファネルに誘導します。
この方法の利点は、独自のビジネスモデルを構築できることです。
「自社商品・サービスが作れない」という方は「アフィリエイト(他社商品)」をして、自分のXアカウントで商品やサービスを紹介し、購入に至った場合に報酬を得ましょう。
Xで信頼関係を構築した上で、実際に使用して良いと思った商品を紹介することで、高いコンバージョン率を実現できます。
特に専門分野に特化したアカウントでは、関連商品の紹介が自然に行え、フォロワーにとっても有益な情報となります。
X(旧Twitter)で実際に稼いでいる事例



実際にX(旧Twitter)で収益化に成功している事例を紹介します。
事例1:専門知識を活かしたアカウント
専門分野に特化した情報を発信し、収益を上げている例があります。
例えば、コーチング、カウンセリング、心理学、プログラミングの知識をわかりやすく解説するアカウントなどは、その情報を求めている人にとっては、価値ある情報提供されているアカウントになるため、多くの支持を集めています。
このようなアカウントが成功している理由は、一貫したテーマで専門性の高い情報を発信していることにあります。
単発の情報ではなく、体系的な知識を継続的に提供することで、「この人をフォローすれば、この分野の最新情報や基礎知識を得られる」という信頼感を与えることができます。
定期的な投稿による信頼性の構築も重要なポイントです。
事例2:クリエイティブな作品を発信するアカウント
イラストや漫画などのクリエイティブ作品を投稿し、収益化している例も多くあります。
自分達のオリジナルキャラクターでのイラスト、マンガ、アニメもあれば、最近だとAIなどを利用して、画像を出している人もいらっしゃいます。
何にせよ「独自性のある作品スタイル」を確立することが、このタイプのアカウントが成功する最大の要因です。
数多くのクリエイターが存在する中で、「この人にしか描けない」「この人の世界観が好き」と感じてもらえる個性的なスタイルや世界観を持つことが、フォロワーを獲得し収益化につなげる鍵となっています。



スラムダンクの作者「井上雄彦先生」、ワンピースの作者「尾田栄一郎先生」黒子のバスケの作者「藤巻忠俊先生」など、必ず売れている先生は「この人、独特の絵!」という感じがありますよね。
事例3:ニッチな情報を提供するアカウント
一般的なメディアでは取り上げられないニッチな情報に特化したアカウントも人気です。
例えば、特定の地域の観光情報や珍しい趣味に関する情報など、特定のニーズに応える内容で多くのフォロワーを獲得しています。
他では得られない独自情報の提供がこのタイプのアカウントの最大の強みです。
マスメディアやメジャーなWebサイトでは扱われないような専門的な情報や、マイナーだけれども熱心なファンが存在する分野に特化することで、「この情報はここでしか得られない」という唯一無二の価値を創出しています。
事例4:エンターテイメント系アカウント
ユーモアのある投稿や面白い動画コンテンツで人気を集め、広告収入やブランド提携で収益化している例もあります。
短いながらも印象に残るコンテンツで多くの閲覧数を獲得しています。
シェアされやすい面白いコンテンツの提供がこのタイプのアカウントの基本戦略です。
人々が「これは友達にも見せたい」と思わせるような驚き、笑い、感動などの感情を引き出すコンテンツを作成することで、自然な拡散を促しています。



ヴァンビさんのスパイダーマンのアカウントや、Tiktokerのじゅんやさんは、まさにエンタメ系アカウントですよね。



「非言語(ノンバーバル)」でも伝えられるコンテンツにすることで、日本国内のユーザーだけではなく、全世界のユーザーをターゲットにした戦略は、本当に素晴らしいですよね。
X(旧Twitter)収益化プログラムの申請条件と方法
X(旧Twitter)のクリエイター収益配分プログラムを利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
ここでは、各収益化機能の申請条件と具体的な申請方法を解説します。
クリエイター報酬プログラムの申請条件
クリエイター報酬プログラムに参加するための条件は、単なる数字の羅列以上に、アカウントの質と影響力を示す指標となっています。
まず、X Premium(有料プラン)への加入が必須条件です。
これは単に収益化のためだけでなく、プラットフォームへの投資と本気度を示す証でもあります。
月額8ドル程度の費用がかかりますが、この投資により収益化だけでなく、編集機能や長文投稿など様々な特典が利用できるようになります。
次に、過去6か月間に500人以上のフォロワーがいることが条件となっています。
これは単なる数字ではなく、あなたのコンテンツに定期的に触れたいと思うファン層がある程度存在することの証明です。この条件は、一時的なバズではなく、持続的な価値提供ができているかどうかを測る指標といえます。
フォロワー数を増やすためには、定期的な質の高い投稿と、コミュニティとの積極的な交流が効果的です。
過去3か月間に300万以上のポスト表示回数があることも重要な条件です。
これは単にフォロワーがいるだけでなく、実際にあなたの投稿が多くの人の目に触れていることを示します。
投稿表示回数はアカウントの「分析」セクションで確認できます。
この数字を増やすためには、シェアされやすいコンテンツの作成、適切なハッシュタグの使用、最適な投稿時間の選択などの戦略が有効です。
Xのルールに違反していないことも当然ながら重要です。過去にアカウント停止や警告を受けていると、収益化の申請が却下される可能性が高くなります。
健全なプラットフォーム利用を心がけ、著作権侵害やヘイトスピーチ、スパム行為などを避けることが大切です。
最後に、18歳以上であることが条件となっています。これは法的な要件であり、未成年者の場合は残念ながら収益化プログラムに参加することはできません。
申請の仕方は条件をクリアした後に「下記の方法」で行うことができます。




僕のアカウントはトータルで「約132ドル」なので、そこまで多くありませんが、一応、上記の収益をもらった実績だけ載せておきます。毎月500-1000ドルぐらいもらえると嬉しいんですけどね~。
サブスクリプション(有料会員制)の申請条件
サブスクリプション機能を利用するための条件も、あなたのアカウントの安定性と活動の継続性を示す重要な指標です。
まず、クリエイター報酬プログラムと同様に、X Premium(有料プラン)に加入していることが必須となります。
これにより、プラットフォームへのコミットメントを示すと同時に、他のプレミアム機能も活用することができます。
過去30日間に少なくとも500人のフォロワーがいることも条件となっています。
これはクリエイター報酬プログラムよりも短い期間でのフォロワー数を見ているため、最近の活動状況や人気度をより重視していると言えます。
新しいアカウントでも活発に活動し、価値あるコンテンツを提供していれば、比較的早くこの条件を満たすことが可能です。
過去90日間に少なくとも50の投稿をしていることも重要な条件です。
これは平均して3日に1回以上の頻度で投稿していることを意味し、継続的なコンテンツ提供の意思と能力を持っていることの証明となります。
サブスクリプションはファンからの定期的な支援に基づくものであるため、あなた自身も定期的に価値を提供できることを示す必要があるのです。この条件を満たすためには、投稿カレンダーを作成し、計画的にコンテンツを発信することが効果的です。
Xのルールに違反していないことや18歳以上であることも、クリエイター報酬プログラムと同様に重要な条件です。
これらは基本的なプラットフォームの利用条件であり、健全なコミュニティ運営のために必須の要件となっています。


サブスクリプションの条件としては「5つ」あります。


うーん、インフルエンサーの人ならともかく、普通の人にとっては、かなり狭き門のような気がします。。
X(旧Twitter)で収益化を成功させるためのポイント
X(旧Twitter)で効果的に収益化するためには、単に機能を設定するだけでなく、戦略的なアプローチが必要です。
ここでは、収益化を成功させるための重要なポイントを解説します。
ポイント1:ターゲットを明確にする
誰に向けて発信するのかを明確にすることで、フォロワーの獲得と収益化の効率が大幅に向上します。
具体的なペルソナ(理想的なフォロワー像)を設定し、その人が抱える課題や興味に合わせたコンテンツを提供しましょう。
プロフィールやバイオもターゲット向けに最適化して、フォロワーが得られる具体的なメリットを簡潔に伝えることが重要です。
ポイント2:高品質なコンテンツを定期的に投稿する
収益化の基盤となるのは、価値のあるコンテンツです。
コンテンツカレンダーを作成して計画的に投稿し、画像や動画を効果的に活用しましょう。
オリジナルの情報や視点を提供することで差別化を図り、読者が実際に役立つ情報を優先することが大切です。
投稿の最適な時間帯を分析し、より多くのフォロワーの目に触れる機会を増やすことも効果的です。
ポイント3:エンゲージメントを高める工夫をする
単に投稿するだけでなく、フォロワーとの対話を促進することが重要です。
質問形式の投稿で返信を促し、フォロワーからの反応に積極的に応答しましょう。
投票機能の活用や他の発信者とのコラボ(スペース対談など)も効果的です。
また、適切なトレンドやハッシュタグを活用することで、より多くの人の目に触れる機会を増やすことができます。
ポイント4:独自の付加価値を提供する
有料会員向けに、一般公開コンテンツとは異なる価値を提供することが重要です。
サブスクライバー限定の詳細情報や解説、限定Q&Aセッションの実施、先行情報の提供などが効果的です。
個別アドバイスやオリジナル素材・ツールの提供も、サブスクリプションの魅力を高める要素となります。
ポイント5:複数の収益化手段を組み合わせる
単一の収益化方法に依存せず、複数の方法を組み合わせることで安定した収入を得られます。
クリエイター報酬とサブスクリプションの組み合わせ、アフィリエイトマーケティングの活用、オリジナル商品・サービスの販売など、様々な収益源を構築することが重要です。
X(旧Twitter)収益化の注意点とリスク
注意点1:収益の安定性に欠ける
X(旧Twitter)での収益は、アルゴリズムやポリシーの変更に影響されやすく不安定です。この課題に対処するには、複数の収益源を確保し、X以外のプラットフォームでも情報発信を行いましょう。メールマガジンなど自社で管理できるチャネルの構築も重要です。また、突然の変更に備えて、緊急時用の資金を確保しておくことも賢明です。
注意点2:継続的な努力が必要
一時的な人気だけでは長続きしません。持続可能なコンテンツ制作ペースを設定し、バーンアウトを防ぐための休息も計画に入れましょう。コンテンツのバッチ作成(まとめて作成)を活用し、一貫したブランディングを維持することが長期的な成功につながります。
注意点3:プラットフォームルールの遵守
Xのルールやポリシーに違反すると、アカウント停止や収益化機能の利用停止などのペナルティを受ける可能性があります。コミュニティガイドラインを熟読し、著作権侵害やスパム行為を避け、定期的にポリシー更新を確認することが重要です。
注意点4:税金や法的義務への対応
収益が発生した場合は、適切な税務申告や法的義務を履行する必要があります。
収益の正確な記録を保持し、必要に応じて確定申告を行いましょう。
副業の場合は本業との兼ね合いを確認し、収益が増えた場合は税理士に相談することをお勧めします。
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Xフォロワー約6万人のさとちんさんが運営する「ちんサロ」が非常にオススメですよ!
僕もXのことを勉強したくて、2023年11月下旬ごろに「なんか良いオンラインサロンはないかな~?」と調べていたら、ちょうど見つけたんですよ。
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ちんサロに入ると、フォロワー数1-10万の人達と、普通に話すことができるようになりますから、真剣にXを伸ばしていきたい、収益を得ていきたいなら入ってみるといいですよ。
僕が実際に入ってレビューした記事もありますので、良かったら検討材料の1つにしてみてはいかがでしょうか?
さとちんさんが運営するXのオンラインサロン「ちんサロ」に15か月以上在籍した実体験・口コミのリアル
まとめ
X(旧Twitter)での収益化、特にクリエイター収益配分プログラムとサブスクリプションでの収益化は至難の業です。
それよりも、自社サービスの売上販売、アフィリエイトなどの稼ぎ方で運用した方が効率が良いと考えます。
専門性を活かしたアカウント作りから始め、ターゲットを明確にしたコンテンツ戦略を確立しましょう。
フォロワーとの対話を通じてコミュニティを育て、自分に合った収益化方法を選択し、データに基づいた改善を続けることが成功への道です。
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