研修セミナー講師の選び方で失敗しないための5つの見極めポイントを徹底解説

研修を成功させるためには、「顧客の依頼に合った優れた研修講師の選定」が何よりも重要です。

しかし、適切な講師を見つけることは簡単ではなく、多くの担当者やコンサルタントが悩んでいます

「あの最悪な講師を選んだのは誰だ!!」と上司や同僚に詰められたくない。。

そんな人もいるでしょう笑

本記事では、研修講師を選ぶ際に押さえておくべきポイントを5つの観点に分けて、詳しく解説し、失敗しない選び方をお伝えします。

1. 研修の目的に合った講師を選ぶ

研修講師を選ぶ際、まず明確にしておくべきなのは研修の目的です。

社員のスキル向上、マインドセットの改革、新しい技術の導入など、目的によって求める講師のスキルや経験が変わります。

例えば、モチベーション向上が目的であれば、人間心理に精通し、実績のある講師が適しています。

まずは研修のゴールを定義し、それに合った講師を選びましょう。

また、研修の目的が明確であれば、講師とのコミュニケーションもスムーズに進められます。

例えば、研修が「チームビルディング」に特化している場合は、実際にチームビルディングのプロジェクト経験が豊富な講師が最適です。

このように、具体的な研修目標を設定し、それに見合う講師を探すことが研修の成功につながります。

目的に合った講師を選ぶことで、受講者が必要とする知識やスキルを確実に学べるようになります。

2. 講師の実績や専門知識を確認する

次に重要なのは、「講師の実績や専門性」です。

これまでの研修実績や、業界での経験がどの程度あるのかを確認することで、講師の信頼性や研修効果が見えてきます。

特にその分野での実務経験がある講師であれば、現場で役立つ知識やノウハウを提供してくれるでしょう。

研修の質を高めるためには、講師の過去の実績を具体的に調査することが有効です。

例えば、これまでに実施した研修の内容や、受講者のフィードバックなどを調べることで、その講師がどれほどの影響力を持ち、どの程度の成果を上げてきたかを理解できます。

今の時代で言えば「YouTubeチャンネル」を持っている人だと、どんな内容の話をする人なのか?が分かるので、事前にチェックしておくことをオススメします。

弊社代表も相手の方から選んでいただくための「検討材料」として実施している部分があります。

また、講師が執筆した書籍や論文、あるいはセミナーでの講演経験なども評価基準として有用です。

専門知識の豊富さと共に、実際にどれだけの企業に成果を提供してきたかがポイントです。

3. 人間性も大切

講師のスキルや実績が優れていても、担当者や受講生との関わり方が悪い人を選んでしまうと、研修の効果は薄れます。

可能であれば、講師の動画やサンプル研修を事前に確認し、講師の話し方や雰囲気が受講者に適しているかどうかを判断してください

相性が良い講師を選ぶことで、受講者のモチベーションが高まり、学習効果も上がります。

研修は受講者のモチベーション次第で効果が大きく変わります。

例えば、講師が受講者と親しみやすい雰囲気を作り出し、積極的に質問を促すことができるかどうかは非常に重要です。

相性が合う講師であれば、受講者の積極性が引き出され、研修の内容がより深く理解されます。

また、受講者がリラックスして学べる環境を作り出すことも相性の良い講師の特長です。

研修の成功は、講師と受講者の良好な関係性にかかっているといっても過言ではありません。

4. 事前打ち合わせで講師の理解を深める

研修の効果を最大化するために、講師との事前打ち合わせは欠かせません。

研修内容や会社の文化、受講者の現状を講師に伝えることで、より的確な内容に調整してもらえます。

この打ち合わせを通じて、講師が自社のニーズをどれだけ理解してくれているかも確認しましょう。

事前打ち合わせは、研修内容をカスタマイズするための重要なステップです。

例えば、どのような課題を抱えているのか、どのレベルの知識を持つ受講者が参加するのかを詳しく説明することで、講師は研修内容を適切に調整できます。

さらに、会社の文化や受講者の性格に合わせたトーンやアプローチを取ってもらうことで、より親しみやすく、効果的な研修となるでしょう。

事前の準備がしっかりと行われている研修は、講師と受講者の双方にとってスムーズに進行し、結果として高い満足度を生みます。

打ち合わせは「直接対面で」ということで実際に会うことも大事ですが、実は今の時代「ZOOM」などのオンラインの方が優れています。

何故なら、対面よりもZOOMの方が「少し心の油断をするから」です

対面だと直接会っていることもあり、緊張感がありますが、ZOOMの場合は、事務所の方もいれば、自宅で行う方もいらっしゃいますよね。

気も緩みやすくなっている環境化で対峙した方がその人の素が見やすいですので、時間的コストも考えて、ZOOMで打ち合わせをすることをオススメします。

5. 口コミや評価をチェックする

最後に、講師選びで役立つのが「受講された方・企業の口コミや評価」です。

これは企業によっては、「社名を出さないでくれ」ということもあるので、一概に「口コミがないから怪しい企業だ」や「微妙な会社だ」という訳ではありません。(これは勘違いしないように)

しかし、実際に受講した方の声がホームページ上やYouTubeにあった方が、事前情報として確認できることは大きいですよね。

弊社も許可のあった案件のみになりますが、講演実績口コミ・評判を掲載しています。

口コミや評価は、講師の選定において非常に信頼できる情報源ですから、必ずあるかどうかは確認しておきましょう!

まとめ

研修講師を選ぶ際には、研修の目的に合ったスキルや実績を持つ講師を選び、受講者との相性や事前打ち合わせを通じたコミュニケーションを大切にすることが重要です。

口コミや評価も参考にしながら、自社に最適な講師を選び、研修の効果を最大化しましょう。

また、講師選びの際には、できる限り多くの情報を集め、慎重に検討することが重要です。

研修は企業の成長に直結するため、講師の選定を怠ると研修そのものが効果を発揮しない可能性があります。

最適な講師を選ぶことで、社員のスキルや意識が大きく向上し、会社全体のパフォーマンス向上につながります。

研修の成功は「講師選びから始まる」と心得て、時間をかけて慎重に選んでいきましょう。

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