「集客する方法としてリスティング広告ってどうなんだろう」
「リスティング広告を運用する場合ってどんなアプローチをすればいいの?」
このように悩んでいるコーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業の方も多いのではないでしょうか。
「リスティング広告」と言われてもいまいちイメージが湧きづらいし、何をすればいいのか効果が出るか分かりづらいですよね。
今回の記事ではコーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業をされている方が、リスティング広告を出稿する方法や成果を出すためのポイントについて解説します。
リスティング広告の概要、メリットについても記載していくので、今回の記事をご参考にリスティング広告への理解を深めていきましょう。
リスティング広告とは?
リスティング広告は、ユーザーがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索した際に、キーワードに関連した広告が表示されるWeb広告のことです。
例えば「コーチング起業」と調べると、コーチングで起業したい方や起業している方向けの情報が上位表示されます。
広告が上位表示されるため、キーワード検索を行ったユーザーに効率良くアプローチを行うことが可能です。
低予算から始められるため、初めてWeb広告に取り組むコーチやヒーラー、整体師などの先生業にも向いています。
但し、運用するには、広告知識や運用スキルが必要になります。
そのため、
・自分でしっかりと運用できるよう習得する
・Google広告やYahoo!広告の運用が得意な人に運用を任せる
このどちらかの手段をとられることをオススメします。
また、運用代行者と打ち合わせをする際に、広告用語の意味が分からないと、中々話の理解が出来ないかもしれません。
そのため、リスティング広告やSNS広告に力を入れていきたい方は、下記の動画で解説している「WEB広告単語7選」を覚えていきましょう!
この7つを覚えるだけで、大分WEB広告に関して、詳しくなれますよ^^
コーチやヒーラー、整体師などの先生業をされている方がリスティング広告に取り組むべきメリットとは?
コーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業の方がリスティング広告に取り組むべきメリットとして、複数のポイントが挙げられます。
例えば、「顕在層への効率の良いアプローチ」「即効性がある」などのメリットがあり、より理解することでリスティング広告の特性を把握しやすくなるでしょう。
ここからは、コーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業がリスティング広告に取り組むべきメリットをそれぞれ解説するので、1つずつ確認していきましょう。
リスティング広告のメリットの解説をお願いします!
①顕在層に効率良くアプローチできる
リスティング広告は、興味のあるキーワードで検索したユーザーにアプローチできます。
一定のニーズを持って検索しているユーザーである可能性が高いので、そのまま自分の商品やサービスを購入してくれやすいことが一番のメリットです。
例えば「フリーランス ブログ集客」などで検索しているユーザーは、「ブログ集客について学びたい、勉強したい」と考えているフリーランスの方が検索している可能性が高いです。
コーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業の方の特徴に対応したキーワードで出稿することで、自分の商品やサービスに関心度の高い見込み客に効果的にアピールできます。
②予算を調整しやすい
リスティング広告は数百円単位から出稿できるため、まずはお試し感覚で出稿を行えるのがメリットです。
クリックされた回数で費用が発生するので、安心して運用を続けられるのも魅力となっています。
配信時間や配信地域の設定にも対応しており、予算が限られている場合でも設定を十分に行うことで費用対効果を高めた運用が可能です。
まずは少ない予算でWeb広告を試したいと考えているコーチやヒーラー、コンサルタントなどの先生業の方には、オススメなWeb広告になります。
知らなかったです!数百円単位からできる広告だったんですね!
そうですね!但し、「1日、数百円単位から始められる」と述べましたが、数百円程度の運用で大きな効果が出ることはありません。そのため、まずは、月に2~3万円からでも良いので、予算を設けて、効果検証を行っていきましょう!
③即効性がある
リスティング広告を出稿することで、すぐに広告枠に掲載することができるので、必然的に上位表示されるようになります。
自然検索の順位を上げる「SEO」よりも圧倒的に早く上位表示が可能になるので、早く結果を出したいというコーチやヒーラー、コンサルタントなどの先生業の方にオススメです。
また、リスティング広告は検索量が多いため、人気が高いキーワードである「ビッグキーワード」も上位に表示できます。
SEOでビッグキーワードを上位表示するのは難易度が高いので、検索上位に上げたいキーワードがある場合はリスティング広告が役立つでしょう。
④効果測定がしやすい
リスティング広告では、管理画面で下記の項目がすぐに確認できます。
例えば
・設定したキーワードごとのクリック単価、コンバージョン率
・リスティング広告を行った際の広告の表示回数
・LPやHPを訪れたユーザー数(アクセス数・クリック数)
・購入や問い合わせ、資料請求といったユーザーの細かなアクション など
リスティング広告を運用する際はただ運用するだけではなく、数値を見ながら改善して施策を練っていくことが大切です。
管理画面を見ることで各項目の数値が明確になるので、ヒントを得ながら改善を図っていきます。
リスティング広告を活用する際のポイントについて
リスティング広告を活用する際は、あなたが運用ポイントを把握していないと期待するような効果が出ません。
闇雲に運用したとしても成果が得られず、結果的に無駄な投資に終わってしまうこともあるので注意が必要です。
「ターゲットを絞る」「配信地域を設定する」は勿論のこと、表示オプションの設定等、具体的に広告設定を行うポイントを把握していると、運用を代行するにしてもスムーズです。
自分が「よく分からないから」と言って、何も知識をつけずに任せっきりにするのは良くない、ということですね!
そうですね! 依頼をするにしても、依頼主(あなた)の知識が乏しい状態だと、「何を言っているのか」「何の施策をしているのか?」がさっぱりになってしまい、スムーズなコミュニケーションをお互いに図っていけないですから。
確かに、そうですよね。しっかり勉強します!
ここからはそれぞれのポイントについて1つずつご紹介するので、運用時のヒントにしてください。
①ターゲットを絞る
リスティング広告で成果を出すためには、自分のターゲット(顧客)を明確にしていきましょう!
細かくターゲットを設定して運用を開始することで、届けたい層にしっかりとアピールすることが可能です。
自分の顧客のデータを元に、ターゲットの年齢層、性別、職業、年収、趣味など細かく決めましょう。
ターゲットをうまく設定していないと、広告が優れていて、すぐに上位表示してくれるとは言え、届ける必要がない層に届いても効果が出ないため、注意が必要です。
ブログ集客にも共通をしていますが、本当に「誰に届けたいか?」を明確にすることが、ブログも広告もSNSも全て重要だということですね!
そのとおりです!
②配信地域を設定する
ターゲットを決めることも大切ですが、配信地域を設定して地域ターゲティングを図るとさらに効果的です。
Google広告は半径での指定、Yahoo広告は区ごとに分けた細かい指定が可能になっています。
自分のターゲットとしている方以外にアピールしても、集客に結びつきません。
適切な配信地域を設定して、リスティング広告の精度を高めましょう。
③キーワードのマッチタイプを見極める
マッチタイプって何ですか?
分かりやすく下記の画像をご覧ください。
リスティング広告を出稿する場合は、検索キーワードで広告表示する範囲を設定できるマッチタイプ機能を活用しましょう。
広告の出稿範囲を細かく決めることで、広告費の費用対効果を高められます。
キーワードのマッチタイプは、下記の4つの種類が挙げられます。
・完全一致
・フレーズ一致
・部分一致
・絞り込み部分一致(2021年7月頃から利用不可となりました)
マッチタイプを設定すると除外キーワードの設定もしやすくなるので、広告予算や戦略に応じたマッチタイプを選んでいきましょう。
低予算で、コンバージョン数を上げたいのであれば、完全一致とフレーズ一致の入稿がオススメです!
部分一致では、コンバージョンされにくいのでしょうか?
全く0ということにはならないですが、やはり予算が限られている状況であれば、「お宝キーワード」を見つけるよりも、売上に繋がる期待が持てるキーワードに限定し、出稿するといいでしょう!
④除外キーワードを決める
リスティング広告で成果を出すためには、成果に繋がりにくい「除外キーワード」を設定することが大切です。
費用対効果に直接関わってくる部分になるため、効果測定をする際に設定しましょう。
コンバージョンが全くないか、コンバージョンが少ないにも関わらず、予算が多く掛かっているキーワードがあれば、除外キーワードに入れていきます。
定期的にツールでキーワードを確認しながら、除外キーワードを見極めつつ運用を行いましょう。
無駄打ちされないためにも、除外キーワードは小まめに追加していった方が良いですね!
⑤メルマガの読者登録数や資料請求数を確認する
リスティング広告を出稿した後は、メルマガの読者登録数や資料請求数を確認したり、整体院や教室の先生であれば、予約フォームと電話ボタンのタップ数を確認して、どちらから予約が入っているかを把握しましょう。
どちらかの予約が少ない場合は改善することで、成果に繋がる可能性が上がります。
例えば、メルマガの読者登録者数や資料請求数が少ない場合は、その登録ページ(LP)の品質やLP内に記載されているメッセージが、あなたがターゲットにしている見込み客に刺さっていません。
そのため、登録ページであるLPを再度、修正していく必要があります。
予約フォームでの予約が少ない場合は予約フォームが長かったり、記入する内容が多かったりすることがあります。
電話での予約が少ない場合はそもそも電話ボタンが分かりづらいため、ユーザーが気付いていない場合もあるでしょう。
予約フォームと電話ボタンのタップ数は予約に関わる大切な部分なので、定期的に確認しましょう。
リスティング広告を運用する際の注意点とは?
コーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業の方がリスティング広告を運用する場合、上記でも述べましたが、しっかりとリスティング広告に対する知識を深めてください!
その理由を解説していきます。
①知識がないと効果が出ているか否かの判断が分からない
小田のクライアントさんでも、今まで広告運用を代行していた方が何名かいらっしゃいますが、その運用が適切に運用されているか否かが全く分かっていない方が多かったんですね。
効果が出ているなら、運用を継続した方が良いに決まっているのですが、知識が乏しい状態のまま、人に任せていると、リスティング広告の効果が出ていたとしても「本当に効果が出ているのかが、実感がない」もしくは「良く分からない」という判断をしてしまいます。
そういう判断をしてしまうと、せっかく調子の良かった広告を止めてしまうこととなり、新しい集客方法を探し始めたりします。
しかし、これは非常に勿体ないことですよね。
確かに!効果が出ているなら、継続するか、むしろ予算を上げた方が良いですよね!
ですね! その判断に至るには、やはり依頼される方の理解力も必要になっていきますので、間違った判断や解釈をしないためにも、知識を身につけていきましょう!
②適切な運用がされているかが知識がないと分からない
「自分ではリスティング広告の運用ができない」ということで、広告代理店や個人の運用代行に依頼している方は多いですよね。
勿論、これに関しては、普通なことなのですが、やはり「広告運用者の力量」というものがあります。
「プロに任せておけば大丈夫」ということを過信してしまい、リスティング広告の知識を学ぶことを怠ってしまうと、いざ他の広告の運用の人が見たら、「適切な運用ができていない」ことに気付くことができません。
弊社にも「リスティング広告をやっているのに、全然成果が出ないんですよ~」というご相談を頂くことがありますが、運用している広告アカウントを覗かせて頂くと、その成果の出ないほとんどのケースが
・アカウント構造がシンプルになっていない
・広告見出し文や説明文がターゲットに刺さるものになっていない
・キーワードのマッチタイプが「部分一致」ばかりで運用している
・上限CPC(クリック単価)が高く設定されている
・オーディエンス設定がペルソナに該当していない
など、複数の問題点が見受けられます。
ただ、これも知識があるから見極められるのであり、知識が無ければ、「ちゃんとやってくれているもの」だと認識してしまっているはずなので、「最適化されていない」なんて気付くことができないですよね。
人に依頼するにしても、ちゃんと自分達がリスティング広告に対する知識を学んでおかないといけませんね(汗)
そうですね、先方も勿論、悪気がある訳ではありませんが、依頼するお金が減っていく話になりますから、ちゃんと最適化されているか否かは見極めておきたいところですね。
③CPA(顧客獲得単価)ばかりに注目しない
また、「メルマガの読者数を増加すること」をコンバージョンポイントに置いた時、CPA(顧客獲得単価)という指標が「高いか安いか」で判断することが多いのですが
ここで知っておかなければいけないのは、「CPAが高いから悪い、CPAが低いから良い運用なのか?」と言えば、必ずしもそうとは言い切れない、ということです。
えっ、そうなんですか? でも、CPAが安い方が沢山集客出来ている訳ですから、良いんじゃないですか?
確かに集客数で言えば、そうですね。ただ、下記の事例はいかがでしょうか?
例えば、月の広告費として、30万円使った場合
A:CPA2,500円だった場合 ⇒ 120名のメルマガ読者を獲得
B:CPA1,500円だった場合 ⇒ 200名のメルマガ読者を獲得
上記の結果が出た際、「メルマガの読者登録者数」の指標で考えたら、「B」の方がパフォーマンスが高いですよね。
ですが、メルマガ読者の獲得ではなく、獲得後からの売上で見た場合
A:120名のメルマガ読者を獲得 ⇒ 80万×3名が成約(売上240万)
B:200名のメルマガ読者を獲得 ⇒ 50万×1名が購入、20万×1名が成約(合計売上70万)
このような結果となれば、メルマガ読者登録者数が少なかったAさんの方が売上が大きく出たという結果になります。
ホントですね! Aさんは240万の売上に対して、広告費が30万だから、利益が210万。Bさんは70万の売上に対して、広告費が30万だから、利益が40万。全然違いますね。
ですよね、全然、売上が違うんですよ(汗)
従って、広告というのは、「見込み客の獲得単価」だけで判断するではなく、
利用した広告費に対して、どのぐらいの売上が返ってきたのか?
という本質論を常に追っていく視点を持っていきましょう!
まとめ
リスティング広告は低予算かつ、運用次第で費用対効果を高めやすくなっています。
そのため、初めてWeb広告を出稿するコーチやヒーラー、スピリチュアル系や整体師などの先生業の方にもオススメです。
一方で、リスティング広告を出稿するなら、人に丸投げするだけではなく、自身でもリスティング広告の知識を身につけて、運用代行者と一緒に広告の精度を上げていくといいでしょう。
上記では、リスティング広告に関する情報を掲載しましたが、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの広告集客で結果が出ているこちらの「超速集客法のオンライン講座」を一度、ご覧ください。
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