YouTubeをビジネスに活かすというと、「広告収益」と「企業案件」といった、いわゆるユーチューバーの収益モデルをイメージする人が多いかと思います。
しかし、そのコンテンツ力は収益化をするツールとしてだけ利用するのは、もったいないくらいの絶大な力だと言えます。
商品やサービスを売る為の集客ツールとしての役割としても、十分に機能すると考えられるでしょう。
2022年以降のビジネスにおいては、企業や個人問わず「一企業(一個人)につき1チャンネル」が当たり前となっていくはずです。
小田じゅんも2024年から再度新規チャンネルを立ち上げてYouTubeには積極的に取り組んでいます♪
この記事では、そんな「コーチやヒーラーのYouTube集客で絶対に押さえておきたい7つのポイントとメリット・デメリット」について解説していきます。
コーチングやヒーラーなどの先生業のYouTube集客の7つのポイント
時代の先を読み成功しようと考えている人たちは、いち早くこの「YouTube集客」という方法に目を付け、実践しています。
「詳しく知りたい方は概要欄の方からどうぞ」
このように誘導していくことで、自社(もしくは「自分」)のサービスや商品を販売していくことが可能となるのです。
「でも、例え10,000回再生されたとしても、そのうち概要欄からサービスや商品の詳細ページに飛ぶ人なんてほとんどいないんじゃない?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
確かに、10,000回以上再生された動画であっても、1回も概要欄からクリックしてくれない動画も多数存在します。
しかしそれは、YouTube集客のポイントを理解せずに闇雲に動画を作ってしまっているからに他なりません。
以下に挙げる7つのポイントを意識して動画制作を実践すれば、高い確率でYouTubeが集客ツールとして機能するようになることでしょう。
①届けたいターゲットを明確にする
YouTubeの動画を制作する際、その動画の見栄えばかり気にして、「どのような人に見てもらいたいか」「どのような人に届けたい情報なのか」を二の次にしてしまう人が多かったりします。
実際にYouTube集客を行う際は、「届けたいターゲットを明確にする」ということが何より重要です。
その為に必要となるのが、「ペルソナの設定」と「ベネフィットの設定」です。
・ペルソナ
ペルソナとは、ターゲットの人物像を明確にイメージするということです。
例えば、コーチングやカウンセラーのサービスであれば、「辛いことから逃げてきた自分を本気で変えたいと思っている30代男性」というように、実在する具体的なターゲットを思い浮かべるのです。
こうすることで、そのペルソナ設定をした人を想像しながら動画を作れるので、伝わり方が全く違ってくるはずです。
また、ペルソナ分析をする場合
・年齢や性別
・住んでいる場所
・職種
・年収や家族構成
・悩み
・解決したいこと
・手にしたい未来
といったように細かくペルソナを設定するだけで、広く伝わらせるわけではなく、少人数でもとことん深く伝えらるようになります。
弊社シンプルブランドのフリーランス向けのサービスでは、月商30万円以上を得ているコーチ、ヒーラー、コンサルなどの先生業の方が、本気で月商100~300万円以上へと成長させていく部分が得意分野になります。
むしろ、「ビジネス初心者向け」や「これからビジネスをしたいと考え始めたところ」という方には、弊社のサービスは向いていません。
そもそも、そういう方は、個別コンサルや高額の起業塾に通うのではなく、まずは、ブログやYouTubeなど、無料で勉強できる部分で、自分なりに一度、ビジネスを一生懸命やる方がベターだと思っています。
・ベネフィット
ベネフィットとは、「得られた情報などから実現できる未来」のことです。
「メルマガに取り組むことで、1000人、2000人と数が多くなれば、メール1通~3通を送るだけで、100万円以上の売上を上げることもできます。」
というように、その物事を取り組むことで、どんな未来が実現できるようになるのか?明確になっていることで一気に興味や関心度が高まるわけです。
②1動画につき、1テーマを話す
2022年に入り一気に「ショート動画」が流行し始めましたが、それまでは10分以上の長い動画が主流となっていました。
その影響から、1つの動画内で1テーマではなく、2~3つのテーマを織り交ぜてしまう人も多かったりします。
しかし、これでは何を伝えたいかが伝わりにくく、集客に結び付ける力も弱まってしまいます。
動画を制作する際は、必ず「1動画につき1テーマ」にするようにしましょう。
③タイトルにSEOを意識する
YouTubeのタイトルは、かなり奥が深かったりします。
なんとなくつけたタイトルと、考え抜かれたタイトルとでは、同じ動画であっても視聴回数に大きな差が出るとも言われています。
例えば「タイトルの長さ」です。
YouTubeでは、最大「100文字」のタイトルが付けられますが、Google検索では「32文字」が推奨されています。
また、タイトルの20文字程度が上段に表示され、それ以降のタイトルは2段目(下段)に表示されることからも、いかに先頭にSEO効果のあるキーワードを配置するのかも重要となります。
そして、「【神回】、【必見】」というように、目につくカッコを使用して視覚的にも目立たせるような工夫も重要です。
④説明欄(概要欄)をしっかり書く
概要欄は、実際に興味を持ってくれたユーザーを自社のサービスや商品ページに誘導するために非常に重要となる部分です。
ポイントは、「上から3行にインパクトのある言葉を盛り込むということ」です。
「もっと見る」という部分をクリックして、初めて概要欄のすべてが表示されるので、いかにこの3行によって「もっと見る」をクリックさせるかが重要となってくるわけです。
そして、「もっと見る」を押してくれたユーザーを自社のサービスや商品ページに誘導するためにも、概要欄すべてにも工夫が必要となります。
・関連性の高いキーワードを3つ程度不自然にならないように盛り込む
・タイムスタンプを利用する
・URLに説明文を付け加える
これらのポイントを意識しながら、短すぎず長すぎない見やすい概要欄に仕上げましょう。
⑤クリック率を上げるためにサムネイルにこだわる
タイトルや動画内容ももちろん重要ですが、YouTubeにおいて最も大事だと言われているのが「サムネ(サムネイル)画像」です。
サムネの良し悪しによってその動画の視聴回数が大きく変わります。
「YouTubeはサムネで決まる」と言っても過言ではないくらいに重要であると認識しておいた方が良いでしょう。
近年では、サムネに特化した動画編集者なども存在するので、サムネだけ外注するといった戦略もおすすめです。
⑥タグを入れて関連動画に上げる
タグの存在もないがしろにしてはいけません。
その行為自体は検索上位に表示させる直接的な効果は少ないのですが、他の動画を観たユーザーの画面に同じタグ付けをしている自分の動画が「関連動画」として表示されやすくなるのです。
「それならば貸す多くのタグを貼り付けよう」と思ってしまうかもしれませんが、それはNG行為です。
10個以上のタグを設定してしまうと、スパム判定されてしまう可能性が高いので、5~9個に留めておくようにしましょう。
⑦継続的に配信をする
「継続は力なり」という言葉はどんなジャンルの物事にも言えることですが、YouTubeに関しても同じです。
もはや我々の生活になくてはならないほどの巨大なコンテンツとなったYouTubeでは、多くのライバルが日々出現していきます。
しかし、多くの企業や人は、半年ほどYouTubeに力を入れて「あまり収益に結びつかないな」と判断したら、その後はフェードアウトしていってしまいます。
ネットの世界はいつ「バズる」かわかりません。
1年間チャンネル登録者数が増えず、視聴回数も多くなかったとしても、その次に公開した動画がバズり、それがきっかけで過去の動画の視聴回数も伸び、チャンネル登録者数も急増することもあるのです。
その時、動画内容や概要欄をしっかりと作成していれば、リンクされている自社のサービスや商品への誘導も性交し、一気に収益が爆発する可能性も考えられます。
そういった意味でも、最低でも2~3年間は継続してYouTubeに力を入れることが重要だと言えるでしょう。
YouTube集客を活用する4つのメリット
YouTubeを集客のツールとして使用するメリットはいくつか存在します。
・無料でサービスや商品のアピールが可能
・YouTubeの圧倒的な集客性で上手くいけば一気に収益を倍増させることができる
・収益化だけでなく、起業や個人のイメージUPも同時にできる
・広告収入も得ることができる
まだまだYouTubeを集客ツールとして利用していない企業や個人は多いので、そういったライバルたちよりも一歩先をゆくことができるはずです。
YouTube集客を活用する4つのデメリット
基本的にメリットの多いYouTube集客ですが、何点かデメリットと言えるものも存在します。
・効果が出るまでにある程度の時間が必要
・動画編集ソフトや撮影機材などの先行投資が必要
・動画編集ができる人材が必要
・全てを外注する場合にはそれなりの費用が必要
数本の動画を公開するだけでは、チャンネルとしての魅力はあまり高くないので、最低でも数十本の動画を公開する必要があります。
こだわると1本の動画だけでも2日~3日掛かってしまうこともざらなので、集客ができるようになるまではある程度の期間が必要だと認識しておくべきだと言えるでしょう。
これらのデメリットを理解した上でYouTubeに取り組むことができれば、いずれ集客につなげることができるはずです。
YouTube集客を学ぶのに高額塾やコンサルは必要なのか?
YouTube集客に関しては、成功させれば大きな収益を発生させることが可能なので、すでに多くの高額塾やコンサルが存在します。
結論から言えば、予算的にも時間的にもある程度余裕があるのであれば、コンサルをしてもらい進めていくのが一番の近道となります。
しかし、この記事で挙げたような「押さえておくべきポイント」を自ら1つずつしっかりと実践していけば、コンサルに頼らなくても集客を成功させることも十分に可能だと言えます。
1つだけ言えるのは、予算があまりないにもかかわらず高額塾やコンサルにお金を出し、その後のユーチューブや本当に売りたいサービスや商品に対する施策ができなくなる事態だけは避けなければいけないということです。
使える予算や時間、労力などをいかに効率よく使っていくかはビジネスの鉄則です。
YouTubeに関しては、コンサルを受けてスタートするよりも、まずは色んな動画をリサーチして、伸びている動画を参考にした方が良さそうですよね。
はい、仰る通りで、まずは、無料で調べたら、良い事例が複数見つかるので、お金を払うことよりも、リサーチすることが重要ですね!
YouTube動画広告は使うべき?
ある程度予算があるという場合、「ユーチューブ動画広告」を打ち出すかどうか悩むケースもあるかと思います。
確かに多くの人の目に触れるYouTubeという媒体を利用すれば一定以上の効果を出すことはできます。
が、あくまでも動画広告は使わず、オーガニック(自然検索)で表示されることを目標にしていくことが重要だと考えられます。
YouTubeの動画広告の場合、特定の動画の広告を回すことで、動画のチャンネルバランスが崩れてしまう可能性があります。
実際に、広告を使いまくっているビジネスYouTuberを見ていると、あまりアカウントが成長していないことが分かります。
YouTubeはどちらかというと、オーガニックの流入のみでYouTubeチャンネルを育てていくのと同時に、短期目線ではなく、半年、1年、2年と長いスパンで育てていく感じで捉えておく方が費用対効果が高いのではないか?とは個人的には考えています。
なるほど!YouTubeに関しては、安易に広告を回さない方が良いということですね!
色んな考え方はありますが、少なくとも僕はそう思っています。確かにチャンネルを伸ばしている人で、広告をガンガン回している人は、見たことないですから。
確かに、ホリエモンさん、青汁王子、ヒカルさんなど著名な人の動画を見ていると、YouTube広告は使ってなさそうですよね(汗)
そうですね! 継続的に配信していくのが正解なような気がしますよ!
今はショート動画(リール動画)も効果的!
2021年、2022年頃からはTiktokやYouTube、インスタグラムのショート動画(リール動画)が普及していきました。
あなたもこんな経験はありませんか?
たまたま目についた短い動画がキッカケで本編が気になって、その人の動画を何本も見てしまったことが。
ありますね!そう思うとショート動画ってこれから大切になっていきそうですね!
コーチングやヒーラーを生業にしている方で、ネット集客に力を入れたいと考えている方は、ぜひ「ショート動画(リール動画)」をオススメします。
下記には、ショート動画に関する情報をまとめておきましたので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回は、「コーチやヒーラーのYouTube集客で絶対に押さえておきたい7つのポイントとメリット・デメリット」について解説してきました。
①届けたいターゲットを明確にする
②1動画につき、1テーマを話す
③タイトルにSEOを意識する
④説明欄(概要欄)をしっかり書く(特に上から3行が一番見られる)
⑤クリック率を上げるためにサムネイルにこだわる
⑥タグを入れて関連動画に上げる
⑦継続的に配信をする
これら7つのポイントをしっかりと実践することで、きっとユーチューブ集客は上手くいくはずです。
これからの時代はSNSやブログ、サイト、広告という集客手段だけではなく「YouTube集客」がスタンダードになっていくことでしょう。
まだまだ実際にYouTubeを集客のコンテンツとして利用している企業や人は多くないので、2022年から始めてもまだ遅くはありません。
むしろ、再生回数が少なくとも、一部のターゲットに刺さる動画を作れば、問い合わせが入る可能性は十分にあります。
ぜひ実際にYouTube集客を行い、ご自身のビジネスの収益化に繋げてみてはいかがでしょうか?
YouTubeはかなり集客や売上を作っていくのに役に立ちますから、一度こちらのチャンネルもご覧ください。