「AIなんて使わなくても仕事はできる」
「人間がやった方が温かみがある」
「手間をかけることに意味がある」
こう言っている人、周りにいませんか?
もしあなた自身がそう思っているなら、この記事を最後まで読んでください。
厳しいことを言いますが、その考えを持ち続ける限り、あなたは「時代遅れ」どころか「老害」になります。
「人間の方が上」という幻想
「AIよりも人間の方が上だ」
この考え、一見正しそうに聞こえます。
確かに、人間には感情があり、創造性があり、複雑な判断ができます。
AIにはできないことがたくさんあるのも事実です。
しかし、この考えには致命的な勘違いがあります。
「人間 vs AI」という対立構造で考えている時点で、時代に取り残されているのです。
仕事を奪われてきているのは「AIに仕事を奪われる」と恐れて何も学ばなかった人たちです。
AIを使いこなす人は、むしろ仕事の幅を広げ、収入を増やしています。
「手間をかけろ」は非効率でしかない
「手間をかけることに価値がある」
「人がやるから意味がある」
この考え方、一昔前なら美徳だったかもしれません。
しかし2026年の今、これは単なる非効率です。
例を挙げます。
事例1:資料作成
Aさんは「手作業で丁寧に」と言って、3時間かけてPowerPointを作成。
Bさんは AIに下書きを作らせ、30分で修正して完成。
出来上がった資料の質は、ほぼ同じ。
むしろBさんの方が、残りの2時間半で別の仕事を進め、成果を出している。
Aさんの「手間をかけた」という自己満足に、誰がお金を払いますか?
事例2:メール対応
「一通一通、心を込めて書いています」と言って、1日の大半をメール返信に費やす人。
AIに下書きを作らせ、確認・修正して送る人は、同じ時間で3倍の対応ができる。
顧客にとって大事なのは「心を込めたかどうか」ではなく「的確な返答が早く届くこと」です。
「手間をかけること」が目的化している人は、顧客や会社が本当に求めていることを見失っています。
インターネットの歴史が教えてくれること
「AIなんて一時的なブームでしょ」
そう思っている人は、インターネットの歴史を思い出してください。
1990年代後半、インターネットが普及し始めた頃。
「ネットなんて怪しい」
「対面でやるのが当たり前」
「メールより電話の方が誠意がある」
こう言っていた人たち、今どうなっていますか?
ネットを拒否し続けた会社は淘汰され、「メールすら使えない」人は職場で居場所を失いました。
そして今、誰もが当たり前のようにスマホを持ち、ネットで買い物をし、SNSで情報を得ています。
「ネットと人の世界が共存する」時代になりました。
AIも、まったく同じ道をたどります。
今「AIなんて」と言っている人は、20年前に「インターネットなんて」と言っていた人と同じです。
「老害」になる人の3つの特徴
厳しい言葉を使いますが、AIを学ばない人は「老害」になります。
ここで言う「老害」とは、年齢のことではありません。
30代でも40代でも、以下の特徴を持つ人は「老害」です。
特徴1:新しいものを否定から入る
「AIは信用できない」
「まだ早い」
「自分には関係ない」
まず否定。試しもせずに否定。
これが老害思考の第一歩です。
特徴2:過去の成功体験にしがみつく
「今までこのやり方でうまくいってきた」
「自分のスキルがあれば大丈夫」
過去の成功は、未来の成功を保証しません。
環境が変われば、必要なスキルも変わります。
特徴3:学ばない人が、学ぶ人の足を引っ張る
これが最悪です。
自分がAIを使わないだけならまだいい。
しかし、AIを使おうとする若手や同僚に対して「ちゃんと自分でやれ」「手抜きするな」と言い始めたら、完全に老害です。
自分の価値観を押し付け、組織の生産性を下げ、新しい挑戦を潰す。
これが老害の正体です。
AIと「共存」する時代へ
ここまで厳しいことを書いてきましたが、私は「人間はいらない」とは一切思っていません。
むしろ「逆」です。
AIがあるからこそ、人間の価値が際立つ時代になる。
AIは、定型的な作業、情報の整理、下書きの作成、データ分析などを圧倒的なスピードでこなします。
では人間は何をするのか?
・AIの出力を判断し、最終決定を下す
・顧客の感情を読み取り、信頼関係を築く
・チームをまとめ、方向性を示す
・新しいアイデアを生み出し、実行する
・責任を持って意思決定する
AIが「作業」を担い、人間が「判断」と「創造」を担う。
これが、AIと人間が共存する時代の働き方です。
インターネットが普及したとき、「ネットがあれば人と会わなくていい」とはなりませんでした。
むしろ、ネットで情報を得た上で「この人に会いたい」「この会社と取引したい」と判断するようになりました。
AIも同じです。
AIがあるから人間がいらなくなるのではなく、AIを使いこなした上で、人間にしかできないことに集中する。
そういう時代になります。
今日から始める、たった一つのこと
「でも、何から始めればいいかわからない」
そう思った人に、一つだけお伝えします。
今日、ChatGPTかClaudeを開いて、何か一つ質問してみてください。
「明日のプレゼンの構成を考えて」
「このメールの返信を書いて」
「〇〇について教えて」
何でもいいです。
使ってみれば、「なんだ、こんなに便利なのか」とわかります。
使わずに否定している人は、食べたことがない料理を「まずそう」と言っているのと同じです。
まず、使う。話はそれからです。
まとめ:選択肢は2つしかない
AIを学ぶか、学ばないか。
学ぶ人は、生産性を上げ、新しい仕事を生み出し、時代の変化に適応していきます。
学ばない人は、徐々に仕事を失い、若い世代から「あの人、まだ手作業でやってるの?」と言われるようになります。
どちらを選ぶかは、あなた次第です。
ただ、一つだけ確実に言えることがあります。
「AIなんて関係ない」と言い続けることはできても、AIが当たり前になった世界で生きていくことは避けられません。
20年前、「インターネットなんて関係ない」と言っていた人が、今どうなっているか。
歴史は繰り返します。
今日から、AIを学び始めてください。
それが、これからのAI時代の老害にならないための唯一の方法です。
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