研修講師がセミナーエージェント会社や研修会社から指名されるコツ

「セミナーエージェント会社に登録したのに、なかなか依頼が来ない」
「他の講師ばかり選ばれている気がする」 

そんな悩みを抱える研修講師は少なくありません。

実は、登録しただけで仕事が舞い込む講師はごく一部です。

多くの講師は、数百人の登録者の中に埋もれてしまい、存在すら認知されていないケースがほとんどです。

この記事では、セミナーエージェント会社や研修会社に登録したが、研修依頼が全然来ない方向けに「この人にお願いしたい」と指名される講師になるための具体的な方法を解説します。

今日から実践できる内容ばかりなので、ぜひ最後まで読んでください。

なぜ研修会社に登録しても仕事が来ないのか

登録講師の中に埋もれている現実

セミナーエージェント会社には、数百人から数千人の講師が登録しています。

担当者がクライアントから依頼を受けたとき、すべての登録講師を一人ひとり確認することは物理的に不可能です。

結果として、担当者の記憶に残っている講師や、過去に実績のある講師に声がかかります。

つまり、登録しただけでは「選択肢の一人」にすらなれていない可能性があるのです。

強みが担当者に伝わっていない

多くの講師は、プロフィールに「コミュニケーション研修」「リーダーシップ研修」など、ありきたりなキーワードを並べています。

これでは、他の講師との違いがわかりません。

担当者は「この案件にはこの人」とピンポイントでマッチングしたいと考えています。

あなたの強みや独自性が明確に伝わっていなければ、候補にすら挙がらないのが現実です。

セミナーエージェント会社の仕組みを理解する

セミナーエージェント会社のビジネスモデル

セミナーエージェント会社は、企業と講師をつなぐ仲介役です。

企業から「こんな研修をしたい」という依頼を受け、条件に合う講師を紹介します。

成約すると、研修費用の一部を手数料として受け取る仕組みです。

エージェント会社にとって大切なのは、クライアント企業の満足度です。

満足度が高ければリピート依頼につながり、会社の売上も安定します。

だからこそ、「安心して任せられる講師」を常に求めています。

担当者が講師を選ぶ基準

担当者が講師を選ぶとき、重視するポイントは以下の通りです。

・クライアントの要望にスキルがマッチしているか
・過去の実績や受講者の評価はどうか
・コミュニケーションが取りやすいか
・急な変更にも柔軟に対応できるか
・推薦したときに自信を持って説明できるか

スキルや実績だけでなく、「一緒に仕事がしやすいかどうか」も重要な判断材料になっています。

選ばれる研修講師になるための5つのコツ

プロフィールを徹底的に磨く

プロフィールは、「あなたの存在や魅力を証明する営業マン」です。

担当者が最初に目にする情報であり、ここで興味を持たれなければ先に進みません。

効果的なプロフィールには、以下の要素が含まれています。

・誰に向けた研修が得意なのか(業界・職種・役職)
・どんな課題を解決できるのか
・具体的な実績(企業数・受講者数・満足度)
・あなたならではの強みや特徴

「何でもできます」というプロフィールより、「製造業の管理職向けマネジメント研修に特化しています」と書かれている方が、担当者の目に留まります。

得意分野を明確に絞り込む

「幅広く対応できます」は、一見メリットに見えますが、実は逆効果です。

担当者は特定のニーズに対して最適な講師を探しています。

専門性が曖昧な講師は、どの案件にもハマらない「器用貧乏」になりがちです。

自分の経験や実績を振り返り、最も成果を出せる分野を1〜2つに絞りましょう。

「生成AI活用研修」「新入社員向けビジネスマナー」「営業力強化研修」など、具体的であればあるほど指名されやすくなります。

実績と受講者の声を数字で示す

「多くの企業で研修を実施」より「過去3年間で120社、受講者数4,500名」と具体的に数字で表記されていた方が説得力があります。

数字は信頼性を高める最強の武器です。

受講者アンケートの満足度、研修後の行動変容率、リピート率など、可能な限り数値化してください。

数字がない場合は、受講者の具体的な感想を引用するだけでも効果があります。

柔軟な対応力をアピールする

研修の現場では、急な変更やイレギュラーがつきものです。

「受講者の人数が変わった」「内容を一部修正したい」「オンラインに切り替えたい」など、さまざまな要望が発生します。

こうした変更に快く対応できる講師は、担当者にとって非常にありがたい存在です。

過去に柔軟に対応したエピソードがあれば、プロフィールや会話の中で伝えましょう。

定期的に情報発信を行う

ブログ、SNS、メルマガなど、定期的に情報発信を行っている講師は、専門性と信頼性が伝わりやすくなります。

担当者があなたの名前を検索したとき、質の高いコンテンツが出てくれば、それだけで安心感につながります。

発信内容は、研修に関するノウハウや業界トレンド、受講者の成功事例などがおすすめです。

自分の専門分野に関する情報を継続的に発信することで、「この分野ならこの人」というポジションを築けます

研修会社から指名されるための実践テクニック

提案資料のクオリティを上げる

案件の相談があったとき、提案資料の質で勝負が決まることも少なくありません。

見やすいデザイン、論理的な構成、クライアントの課題に対する具体的な解決策が盛り込まれた資料は、それだけで「この人は仕事ができる」という印象を与えます。

テンプレートをそのまま使うのではなく、案件ごとにカスタマイズする姿勢を見せることが大切です。

レスポンスの速さを意識する

担当者は常に複数の案件を抱えています。

問い合わせや依頼に対して、早く返信してくれる講師は、それだけで評価が上がります。

目安として、24時間以内、できれば数時間以内の返信を心がけてください。

すぐに回答できない場合でも、「確認して明日中にご連絡します」と一報を入れるだけで印象は大きく変わります

リピートにつなげるフォローアップ

研修が終わった後のフォローも重要です。

研修報告書の提出、受講者アンケートの共有、改善点の振り返りなど、丁寧なフォローアップを行う講師は、次の依頼につながりやすくなります。

また、「次回はこんな内容も可能です」「フォローアップ研修もご提案できます」といった提案を添えると、継続的な関係構築につながります。

まとめ

研修講師が仕事を獲得するためには、登録して待つだけでは不十分です。

プロフィールを磨き、専門性を明確にし、担当者から「この人にお願いしたい」と思われる存在になることが大切です。

・プロフィールは「誰に何ができるか」を具体的に書く
・得意分野を絞り、専門家としてのポジションを確立する
・実績は数字で示し、信頼性を高める
・柔軟な対応力とレスポンスの速さで差をつける
・研修後のフォローで次の依頼につなげる

これらを一つずつ実践することで、セミナーエージェント会社や研修会社から選ばれる講師へと近づいていきます。

まずは今日、自分のプロフィールを見直すことから始めてみてください。

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