「人材開発支援助成金」でAI研修コストを最大75%削減|申請から実施までの全手順を解説

「生成AIの研修を導入したいが、予算が確保できない」

企業の人事担当者様や研修エージェント会社様から、こうしたご相談を頻繁にいただきます。

実は、厚生労働省の「人材開発支援助成金」を活用すれば、AI研修にかかる費用の最大75%が助成されます。

本記事では、AI研修で活用できる助成金の種類と申請手順を解説します。

人材開発支援助成金とは?

人材開発支援助成金とは、企業が従業員に対して職務関連の研修を実施した場合に、その研修費用と研修中の賃金の一部が支給される制度です。

つまり、研修費用研修中の人件費の両方が助成対象になります。

AI研修で使える3つのコース

AI研修で活用できる主なコースは以下の3つです。

①事業展開等リスキリング支援コース(最もおすすめ)

DX推進や新規事業展開に伴う人材育成を目的としたコースで、最大75%の高い助成率が魅力です。

  • 経費助成:中小企業75%/大企業60%
  • 賃金助成:中小企業1,000円/時間、大企業500円/時間
  • 令和8年度(2027年3月)までの時限措置

②人材育成支援コース

正社員だけでなく有期契約労働者やパートタイム労働者も対象である点が特徴です。

  • 経費助成:中小企業45%(賃上げ要件で最大85%)
  • 幅広い雇用形態に対応

③人への投資促進コース

デジタル人材や高度人材の育成を目的としており、AIやDXに関連する研修にも適用されます。

助成金を受けるための3つの条件

AI研修の助成金を受け取れるのは、以下の条件を満たす企業です。

条件①:雇用保険に加入している事業所であること

雇用保険適用事業所であることが前提条件です。

条件②:10時間以上の訓練を実施すること

受講者全員の業務時間内での受講時間の合計が、累計10時間以上必要です。

条件③:外部の研修サービスを利用すること(OFF-JT)

民間の教育訓練機関等、申請事業主以外の者が実施するサービスを利用する必要があります。

社内講師による研修は対象外となるため、外部講師への依頼が必要です。

申請から受給までの流れ【5ステップ】

助成金の申請手順は以下の通りです。

【STEP1】訓練計画の作成

研修の目的、内容、対象者、スケジュールを記載した「訓練実施計画書」を作成します。

【STEP2】計画届の提出(訓練開始1ヶ月前まで)

労働局への申請書類の提出は、受講開始の前日より起算して1か月前までとなります。 Winschool

管轄の都道府県労働局に提出してください。

【STEP3】訓練の実施

計画通りに研修を実施します。受講履歴や出席管理を適切に記録してください。

【STEP4】支給申請

訓練終了後、支給申請書と必要書類を労働局に提出します。

【STEP5】助成金の受給

審査後、助成金が支給されます。

助成金活用時の注意点

注意点①:事前申請が必須

訓練を実施した後の申請では、助成を受けることはできません。

必ず研修開始前に計画届を提出してください。

注意点②:書類の保管義務

助成金の申請に必要な書類を整備・保存できる事業主であることが求められます(5年間)。

注意点③:申請通りの実施が必要

申請通りに受講されない場合、助成金が支給されない場合があります。

スケジュール変更が発生した場合は、変更申請が必要です。

助成金活用の具体例

中小企業が12時間のAI研修を実施した場合の試算例です。

※上記は一例です。実際の助成額は研修内容や条件により異なります。

助成金対応のAI研修をご検討の方へ

僕自身、商工会議所、法人会、士業団体、上場企業など、各種団体で生成AI研修に登壇してきました。

助成金を活用したAI研修をご検討の企業様には、以下のサポートが可能です。

  • 助成金対応の研修プログラム設計
  • 訓練計画書の作成サポート
  • 研修内容のカスタマイズ
  • 実施後のフォローアップ

研修会社様・人事ご担当者様からのお問い合わせをお待ちしております。

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